2017/04/26

170425水原三星0-1川崎(ACL GL #5)

水原三星0-1川崎(水原ワールドカップ競技場, 19:00KO, 3,642人)

ACLのグループリーグは4戦4分、勝ち点4で3位。
イースタンSCとのドローが響いている。
GL突破のために、残り2試合を連勝することが必要な状況。

ラストプレーで追い付かれた前週金曜日の清水戦(J1 #8)から中3日。
新たに田坂と森谷が先発し、登里とネットが外れる。
ネットは欠かせない主力だったが、久しぶりのベンチスタート。
登里は韓国遠征には参加したが、ベンチ外となった。

ベンチには武岡、板倉、ハイネルが入った。
武岡は長いケガかの復帰で、今シーズン初のベンチ入り。
ハイネルは清水戦は出場停止だったが戻ってきた。
ベンチから外れたのは狩野とACL登録外のエドゥアルド。

水原三星との等々力でのゲームはドロー。
ACLは2勝2分の勝ち点8で首位に立っている。

■1st half
水原三星はラインを下げて守ってくる。
攻撃はFWパク・キドン(9)へのロングボールを多用する。
ほどよい距離感でポゼッションしながら、スペースを利用する。

川崎はボールを長く持てない。
プレスは厳しくないが、相手にボールを渡してしまう。
ピッチが荒れていることもあり、ミスが多かった。
チャンスは32分の中村のミドルシュートくらい。

水原三星は決定機をいくつも作った。
中でも18分のパク・キドン、43分のMFコ・スンボム(22)はGKとの1対1となる。
しかし、いずれも決めることができなかった。

■2nd half
48分、三好が獲得した右FK。
中村が右足でファーサイドの奈良を狙う。
奈良は3人と競り合いながらボールを強く叩いてゴール。

先制された水原三星は、同点を狙ってロングボールを続ける。
目標のパク・キドンがポイントを作り、味方の上がりを待った。

中盤が空いてきて、川崎はカウンターから決定機を作る。
64分に小林、60分には三好が抜け出すが、ゴールは決められない。
守備ではラインを上げることができなくなり、水原三星の圧力が強くなる。
ロスタイムに入ると、92分、94分とソンリョンがスーパーセーブを見せて、逃げ切った。

■summary
内容は清水戦ほどは良くなかった。
それでも互角に戦って、勝利を収めた。
追加点を奪っていれば余裕を持てたが、最後まで1点差のまま。
目を離すことができない面白いゲームだった。

水原三星には多くの決定機があった。
しかし、ソンリョンが素晴らしいパフォーマンスで封じた。

ACLのグループGは、残り1試合。
勝ち点は、広州恒大9、水原三星8、川崎7、イースタン1。
3位は変わらないが、最終節では上位2チームが対戦する。
そのため、イースタンに勝てば自力で決勝トーナメントに進出できる。

ネット、ハイネルをベンチに置いた采配が当たった。
ケガ人が復帰してきて、鬼木監督の選択肢が増えてきた。
特に大島不在の今、ネットを外したのは驚きだった。

選手交代の枠を残したゲームは今シーズン初。
終盤の状況を踏まえ、あえて動かなかったことも良い結果を残した。

■goal
48奈良竜樹(3)

■judge
チョン・ソンリョン(1) 8.0 前半には1対1を2回凌ぎ、後半ロスタイムにシュートキャッチでチームを救う。
田坂祐介(6) 6.0 攻撃は少し自重気味ながら、右サイドをなんとか防ぎ切った。
奈良竜樹(3) 6.5 決勝ゴール。スピード勝負に苦しんだが無失点で守る。
谷口彰悟(5) 6.0 パク・キドンへのロングボールに手こずりつつも対応。
車屋紳太郎(7) 6.0 左サイドで高い位置へ進出してチャンスを作り出した。
中村憲剛(14) 6.5 ほとんどミスなし。パスの出しどころが少なかった。決勝アシスト。
森谷賢太郎(19) 6.5 周囲とのバランスを考えながらパス・アンド・ゴーを繰り返す。
三好康児(13) 6.0 細かな動きからパスをもらう。70分、GKとの1対1を決められず。
大塚翔平(27) 6.0 窮屈なエリアの中でも果敢にパスを仕掛けた繋がらなかった。
阿部浩之(8) 6.5 相手のギャップを利用して仕掛けた。ボールを失うと素早く帰陣。
小林悠(11) 6.0 1トップで最終ラインと駆け引きを繰り広げる。64分、GKとの1対1を外す。

■sub
64(27)ハイネル(22) 6.0 74分、右サイドからPA内に侵入してシュート。
64(19)エドゥアルド・ネット(21) 6.0 ミスもあったが、ロングボールで局面を打開。

■bench
新井章太(30) 武岡優斗(17) 板倉滉(28) 長谷川竜也(16) 森本貴幸(9) 

■coach
鬼木達 6.5 先発起用も交代策も奏功して結果を出した。

■referee
ジャレッド・ジレット 6.0 ファウルは多かったが、中立的だった。

2017/04/22

170421川崎2-2清水(J1 #8)

川崎2-2清水(等々力, 19:00KO, 17,358人)

甲府戦(J1 #6)広州恒大戦(ACL GL #4)札幌戦(J1 #7)と3試合連続ドロー。
いずれも優勢だったが、攻撃は精彩を欠きゴールが遠い。

札幌戦から中4日。
次週火曜日のACL水原三星戦のため、金曜日のナイター開催となる。

先発は札幌戦から3人が変わった。
三好、阿部、大塚が入り、田坂、長谷川はベンチに。
ハイネルはイエロー4枚で出場停止。
登里が左WGから右SBに回り、前線4人のうち3人が変わる。

ベンチからは板倉が外れ、エドゥアルドと狩野が入る。
エドゥアルドは2017年1月6日に肩の脱臼で手術を受け、今シーズン初のベンチ入り。












清水はここまでJ1リーグ9位。
FW鄭大世(9)を軸に勝ち点を積んでいる。

■1st half
清水は最終ラインを低く設定する。
川崎にボールを持たせ、PA近くまで攻め込まれても耐え忍ぶ。
ときおり訪れるカウンターのチャンスに賭ける。

14分、谷口の縦パスをDF鎌田翔雅(5)がカット。
右サイドに流れた鄭大世が折り返すと、中央の鎌田は触れなかったが、ファーサイドのMF金子翔太(30)がゴール。
3人だけで仕掛けたカウンターで清水が先制する。

川崎は清水をハーフコートに押し込む。
ネットがアンカーの位置から鋭いパスをつなぐ。
決定機は少なかったが、ほとんど清水にボールを渡さず、攻め続けた。

■2nd half
イエローを受けていたネットを後半開始から下げ、森谷を投入。
パスの供給源だったネットが外れたが、森谷は球離れが早く中盤を活性化した。

清水は同じように引いて守る。
しかし、徐々に選手間の距離が空いてくる。
川崎は中央エリアでのショートパスを駆使して攻め込む。
サイドからの攻撃も織り交ぜながら、ゴールに迫っていく。

62分、三好の右サイドからのクロス。
阿部のボレーがGK六反勇治(13)に触られながらも決まる。
川崎での初ゴールが生まれて同点。

続いて73分にも三好の同じようなクロス。
小林はシュートを打てなかったものの、DFを引き付けてマイナスのパス。
中村が浮き球を叩きつけてボレーを決めた。

清水の攻撃には迫力がなかったが、ロスタイム。
右サイドで数的不利を作られ、切り込んだMFチアゴ・アウベス(8)がシュート。
ソンリョンのニアサイドを抜かれ、ラストプレーで勝ち点を失った。

■summary
清水を終始圧倒し、ボールを握り続けた。
これまでの試合よりも攻撃が機能し、ゴールに近い位置でのプレーが増えた。
大塚や小林のポストプレーでスペースを作り、縦にボールを入れる。

しかし、ロスタイムに同点ゴールを許す。
札幌戦に続いて逃げ切ることができず、4試合連続ドロー。
結果は伴わなかったが、それでも内容は面白かった。

次はアウェイでのACL水原三星戦。
グループリーグ突破のために、勝利が必要となる。
今日のような内容を続けて、ゴールを狙っていきたい。

■goal
62阿部浩之(8) 73中村憲剛(14)
14金子翔太(30) 90+5チアゴ・アウベス(8)

■judge
チョン・ソンリョン(1) 5.5 仕事は少なかったが、ロスタイムの同点ゴールは防ぎたかった。
登里享平(2) 6.0 右SB。PA横まで深くえぐったが、左利きなのでクロスのタイミングが遅い。
奈良竜樹(3) 5.5 ロングボールの競り合いに勝ち続けた。1失点目はゴールが決まる前に諦めてしまう。
谷口彰悟(5) 6.0 14分、縦パスを奪われて失点のきっかけとなる。86分、CKからのヘッドをバーに当てる。
車屋紳太郎(7) 6.0 前半はスピードがなかった。後半は阿部と組んで左サイドを攻略。
中村憲剛(14) 6.0 難しいボレーでゴールを決める。長短のパスを駆使した。
エドゥアルド・ネット(21) 5.0 パスの中心だったが、16分にイエローを受ける。次節出場停止。
三好康児(13) 6.5 積極的にシュートを選択。右サイドからのクロスで2ゴールを演出した。
大塚翔平(27) 6.5 トップ下。ボランチに顔を見せてパスを受ける。ボールロストも少ない。
阿部浩之(8) 6.0 ポジショニング良く、周囲と噛み合った。移籍後初ゴール。
小林悠(11) 6.0 シュートチャンスはあったが、枠内に行かず。1アシスト。

■sub
46(21)森谷賢太郎(19) 6.5 シンプルにつなぐ。ダイレクトパスを多用してリズムを作り出した。
79(27)長谷川竜也(16) 5.5 リードしている局面で投入され、相手ボールを追った。
83(13)田坂祐介(6) 5.5 久しぶりに左攻撃的MFに入るが、役割が不明確だった。

■bench
新井章太(30) エドゥアルド(23) 狩野健太(25) 森本貴幸(9) 

■coach
鬼木達 6.0 大塚と阿部を先発させて攻撃を改善した。田坂の投入は活きなかった。

■referee
西村雄一 7.0 ジャッジの基準が明確で、素晴らしく安定して裁いた。

2017/04/17

170416札幌1-1川崎(J1 #7)

札幌1-1川崎(札幌ドーム, 13:05KO, 18,155人)

J1リーグは3勝2分1敗で5位。
ACLは4分で3位とグループGで3位。
甲府戦(J1 #6)広州恒大戦(ACL GL #4)とドローが続く。

広州恒大戦から中3日。
先発は広州恒大戦では後半からの登場となった中村と登里が復帰。
板倉と森本は先発から外れてベンチスタート。

ベンチには阿部が復帰。
FC東京(J1 #4)で先発したあと、右膝痛でしばらく離脱していた。
代わりに狩野がベンチから外れている。














札幌は2012年以来のJ1復帰。ここまで14位。
川崎出身のFW都倉賢(9)、DF横山知伸(2)、DF福森晃斗(24)、MF田中雄大(3)の4選手が先発。
4人ともプロのキャリアのスタートが川崎で、思い入れが深い選手たち。
欠場したが、MF稲本潤一(17)も所属している。














■1st half
川崎は4バックでスタート。
ただ、奈良が左CB、谷口が右CBで、いつもと逆の配置。

札幌は3バックで、強くプレスを掛けてこない。
バイタルも空いていたが、川崎のなんでもないパスミスが続いた。
ダイレクトや相手の逆を突くパスが少なく、余裕を持って守られる。
中央からは突破できず、サイドに流すことが多くなる。

札幌の攻撃はシンプルなもの。
都倉の正確なポストプレーを生かし、スペースにパスを出していく。
川崎がボールを奪いに出ても、ダイレクトプレーでかわしていた。

お互いにゴールに迫る回数が少なく、落ち着いた前半。

■2nd half
後半、奈良と谷口を入れ替えて、慣れたポジションに戻す。
右SBの田坂がパスを出せるので、谷口を左CBにすることで左右のバランスをとった。

札幌の動きが徐々に落ち、ロングボールを受ける都倉が孤立する。
川崎のボランチがフリーでボールを持って、自由にパスを展開する。

72分、途中投入された阿部が中村にスルーパス。
PA内へと走り込んだ中村に福森が体を当て、きれいに倒れてPKとなった。
74分、小林がPKを左隅に決めて先制する。

札幌は間延びしてロングボールしかない状況。
しかし、先制後、川崎は最終ラインを下げてしまう。

82分、左サイドにロングボールが出て、田坂のクリアが小さくなる。
拾ったMF荒野拓馬(27)がフリーで高いクロスを送ると、都倉がゴール右隅に押し込む。
車屋が競っていたが都倉が高く、ソンリョンも防ぐことができなかった。

■summary
甲府、札幌と連続して勝ち点1しか取れなかった。
シュートに至るパターンが少なく、攻撃が膠着。
中央でのパス交換では崩せないため、サイドからの攻撃が多くなる。
驚きがあるパスが少ないので、運動量が落ちた札幌を攻略できなかった。
面白い攻撃ができなければ、見るべきものが少ない。

阿部の復帰は久しぶりの明るい材料。
バイタルでボランチからのパスを受けて、前を向いた。

ハイネルはレイトタックルで4枚目のイエローを受ける。
J1リーグの出場6試合で、異常なハイペース。
感情的になりやすく、不必要なファウルが多い。
ドリブルに可能性は感じるが、決定機を作るまでは至らない。














試合終了後、札幌ゴール裏に奈良が1人で向かって挨拶。
田中、都倉、福森も、川崎ゴール裏を通り過ぎるときに挨拶していた。


次は中4日で清水戦。
そしてACL水原三星戦を挟み、C大阪戦が続く。
J1リーグでは札幌戦から続く昇格組との3連戦。
ACLも瀬戸際に追い込まれているだけに、清水戦での選手起用は重要。
ターンオーバーは必要だが、勝ち点3もほしい。
少しずつ故障者が復帰する中、鬼木監督の判断が楽しみ。

■goal
82都倉賢(9)
74PK小林悠(11) 

■judge
チョン・ソンリョン(1) 5.5 仕事は少なかった。チャンスはあったが都倉のヘッドを掻き出せず。
田坂祐介(6) 6.0 車屋とハイネルのポジションを見てバランスを取る。18分にはミドルシュート。
奈良竜樹(3) 6.0 左CBの前半、車屋との距離が遠くなった。守備はミスがなかった。
谷口彰悟(5) 6.5 34分、2本連続のシュートブロック。配球はサイドが多く保守的だった。
車屋紳太郎(7) 5.5 都倉に競り負けて同点ゴールを許す。65分、67分と連続して鋭いミドル。
中村憲剛(14) 6.0 PK奪取。守りは緩いがバイタルは埋めた。ボランチより前目で起用したい。
エドゥアルド・ネット(21) 5.5 ミスパスもあったが安定していた。22分、カウンターからのシュートを外す。
ハイネル(22) 5.5 切れ味鋭いドリブルは効いた。32分、レイトタックルでイエロー。
登里享平(2) 5.5 左サイドをえぐったが、ゴールに迫る次のアイディアがなかった。
小林悠(11) 5.5 サイドに流れ気味。シュートできなかった。PKは読まれたが決めた。
長谷川竜也(16) 5.5 よく走っているが、周りの選手との連動したプレーが少ない。

■sub
71(16)阿部浩之(8) 6.0 72分、PKとなった中村にスルーパスを出す。攻撃にアクセントを加える。
84(22)三好康児(13) 5.5 85分、88分とミドルを放ったが、どちらも大きく外れた。
90+3(2)森谷賢太郎(19) 5.5 プレー機会がほとんどなかった。

■bench
新井章太(30) 板倉滉(28) 森本貴幸(9) 大塚翔平(27)

■coach
鬼木達 5.0 3枚目の選手交代はゴールを目指すべき。ロスタイムに森谷では活きない。

■judge
上田益也 5.0 流し気味でスタートしたが、札幌の強い異議に押されて判定が偏った。

2017/04/13

170412川崎0-0広州恒大(ACL GL #4)

川崎0-0広州恒大(等々力, 19:00KO, 13,481人)

甲府戦(J1 #6)から中3日。
ACLはグループリーグ6試合の半分を終え、残り3試合。
ここまで勝ち点3の3位。
1位の広州恒大との重要な一戦。

天気予報は晴れだったが、夕方から雨が降り出す。
風も強く、ピッチに近い席は濡れてしまっていた。

先発は甲府戦から3人が変わる。
森本と板倉、田坂が先発して、中村と登里、森谷がベンチに回る。
田坂は仙台戦(J1 #5)から2試合欠場していたが、復帰。
基軸となる選手は残しつつ、少しだけターンオーバーを実施した。
ベンチからは知念が外れている。














広州恒大はここまで1勝2分の勝ち点5。
現役代表のMFパウリーニョ(8)を始め、FWアラン(7)、FWリカルド・グラル(11)のブラジル人3選手が先発している。

■1st half
ピッチエンドが変更されてキックオフ。
メインスタンドから見て、前半、川崎は右から左に攻撃する。

風上に立った広州恒大は、素早いプレスを仕掛ける。
川崎はボールを持っても余裕がなく、パスをつなげずに縦に蹴らされる。
ボランチに入った板倉は、自信が持てずに慌てていた。
空中戦でも広州恒大が優勢で、ルーズボールを拾われた。

広州恒大の流れの中からの攻撃は、川崎の最終ラインが食い止める。
左サイドを多く使ったが、田坂がきちっと対処した。
ただ、セットプレーの機会を多く与えてしまい、前半だけでCKは8本。
11分、31分のパウリーニョのPA近くでのFKは、ソンリョンがセーブする。

川崎は長くパスをつなげないため、早い仕掛けが多くなる。
ハイネルのドリブルが効いていたが、シュートは少なかった。

■2nd half
後半開始から中村を、58分には登里を投入する。
風上となり、広州恒大の動きが落ちてきて川崎が攻勢に出る。
中村は最初はプレスに苦しみボールを持てなかったが、徐々に前を向く。
登里も左サイドでパスを引き出して、リズムを作った。

少しずつ広州恒大を押し込み、52分にネットがミドル。
66分のハイネルのミドルもフリーだった。
68分には最終ラインを崩してゴール前まで攻め込む。
中村、長谷川が続けてシュートするが、決まらない。

広州恒大も最終ラインを中心に粘り強く守る。
安易にファウルをせず、FKのチャンスが少なかった。
最後は時間を使われて、ドローに終わった。

■summary
両チームとも攻撃が機能せず、スコアレスは妥当な結果。
広州恒大は後半足が止まったが、時間を使いながらドローを目指した。
見るべきものが少なく、雨風が強い中、忍耐が必要な観戦となった。














これでACLは4戦4分。
負けてはいないが、勝ってもいない。
次節水原三星戦に勝つことがグループリーグ突破のために必要となった。

ACLのグループGは、第4節を終えて川崎と広州恒大、水原三星の3チームの対戦はすべてドロー。
残るイースタンは、川崎と引き分けた以外は全敗となっている。

ケガ人が相次ぐ川崎だが、田坂が復帰してくれた。
そして中村、登里をベンチに置き、休ませたことは評価できる。
この2人を後半から投入することで攻勢を強めることができた。

次も中3日のアウェイ札幌戦。
少しずつ選手を入れ替えながら、ケガ人の復帰を待ち、連戦に立ち向かいたい。

■goal

■judge
チョン・ソンリョン(1) 6.5 安定したシュートストップ、ハイボール処理を披露。
田坂祐介(6) 6.0 右サイドの守備は破綻しなかった。攻め上がりは少なかった。
奈良竜樹(3) 6.5 高さを生かしハードに守った。シュートブロックも鉄壁。
谷口彰悟(5) 6.5 カウンターに冷静に対処し、セットプレーも守り切った。
車屋紳太郎(7) 6.0 ボールを呼び込んで仕掛けたが、決定機は作れなかった。
板倉滉(28) 5.0 守りは頑張っていたが、ボールが足に付かず、ロストを繰り返した。
エドゥアルド・ネット(21) 6.0 前半はセットプレーを担当。左右にパスを散らした。
ハイネル(22) 6.0 32分、66分とフリーでミドルシュート。速攻からのドリブルが効いた。
小林悠(11) 5.0 ゲームに絡めなかった。59分、ポストプレーに失敗してカウンターを浴びる。
長谷川竜也(16) 5.5 右サイドを広く使ってドリブルを仕掛けた。献身的に走った。
森本貴幸(9) 5.0 相手ボールを激しく追いかけた。攻撃ではチャンスを作れず。

■sub
46(28)中村憲剛(14) 5.5 左ボランチに入る。徐々に前を向いてボールを持てるようになった。
58(9)登里享平(2) 6.0 前線でキープしながらポイントを作る。ドリブルも良かった。 
88(16)森谷賢太郎(19) 5.5 交代後は相手ボールの時間が長く、守備に追われる。

■bench
新井章太(30) 三好康児(13) 狩野健太(25) 大塚翔平(27)

■coach
鬼木達 6.0 勝てなかったが、ほどよいターンオーバーを実施。3枚目は攻撃的なカードを切りたい。

■referee
バレンティン・コバレンコ 5.5 軽い接触プレーにも笛を吹いた。少し広州恒大寄りだったか。

2017/04/08

170408川崎1-1甲府(J1 #6)

川崎1-1甲府(等々力, 14:00KO, 19,867人)

仙台戦(J1 #5)から中6日。等々力の桜は満開。
日程が詰まっている4月だが、今週は週中に試合がなかった。














仙台戦ではボランチ2人がケガで途中交代した。
大島は右ヒラメ筋肉離れで5週間の離脱となったが、ネットは出場する。
欠場した大島に代わって森谷がボランチに入った。

ベンチには発熱で離脱していた森本が復帰する。
ケガ人が相次ぐ中、朗報といえる。














甲府は2勝1分2敗でここまで11位。
ACLに出場する4チームとの対戦が続き、第6節の川崎が最後となる。

■1st half
甲府は伝統の5バック3ボランチで守る。
川崎の最終ラインにボールを持たせ、ボランチやサイドに入ると囲む。
追いかけすぎず、バランスを保ってスペースをつぶす。
GK岡大生(23)をはじめ、セットプレーでも時間を使ってくる。

川崎は早い攻めが少なく、長くボールは持つが、詰まり気味。
プレスは緩かったが中央は固められ、パスが前線に届かない。
左サイドにボールを預けることが多くなる。
しかし、車屋が前に位置取りをすると、登里のスペースが狭くなって窮屈となった。
右サイドは奈良が引いていて、ハイネルがドリブルで仕掛けていた。

甲府はカウンター主体だが、チャンスは少なかった。
43分にFWウイルソン(9)、44分にDFエデル・リマ(6)がシュートするが、ソンリョンが止める。

■2nd half
後半から川崎は4バックに変更。
登里を左WGから右SBに回し、車屋が左SBとなる。
左サイドのスペース不足が解消し、車屋がどんどん上がっていく。
右サイドもハイネルのドリブルが後半も引き続き効いていた。

63分、森谷の右CK。ハイネルがヘッドで落として、谷口がシュート。
谷口は難しい体勢でのシュートだったが、惜しくもポストに当たる。













68分、FWドゥドゥ(10)がソンリョンの顔面を蹴る。
オフサイドかつボールに触れないタイミングだったが、ドゥドゥは避けなかった。
イエローだったが、危険なプレーで退場に値する。
ソンリョンはプレーができず、新井に交代。

川崎が引き続きボールを長く持つが、甲府も粘り強く守る。
三好、知念を投入するが、いずれも機能しなかった。

退屈だったゲームがロスタイムに大きく動く。
90+1分、横へのドリブルで三好がボールを失って、甲府がカウンター。
右サイドのドゥドゥからのラストパスで、FW河本明人(13)が抜け出してゴール。
谷口がドゥドゥに吊り出され、1人残った奈良がオフサイドを取りにいって裏を取られた。

しかし、90+2分、ハイネルのミドルシュートで得た右CK。
中村の長いCKを奈良がループ気味のヘッドで決め、同点に追い付いた。

■summary
大島が欠場して、中盤の推進力が大きく落ちた。
森谷はタッチ数が多く、持ちすぎてパスが遅くなる。
相手の守備の逆を突くパスを出せず、サイドに追い込まれた。

小林と長谷川は甲府の5バックに挟みこまれて孤立した。
中央からの攻撃は、可能性の低いショートパスに頼らざるをえない。
ボールは握っていたが決定機は少なく、ゴールは生まれなかった。

甲府は最終ラインを高く保つことに成功して、バイタルを空けなかった。
スコアレスの前半から、時間を稼ぐプレーを徹底する。
体力を温存しながら、最後まで守備の集中力を切らさない。
勝ち点1を狙う現実的な戦術で、ロスタイムに先制したが、逃げ切ることはできなかった。

ドローは妥当な結果といえる。
見るべきものが少なく、正直にいえば退屈な試合だった。

次は中3日でACL広州恒大戦。
ACLはここまで3試合3分で勝ち点3に留まっている。
コンディションの低下が心配だが、フルメンバーで臨まざるをえない状況。
とはいえ、少しでも先発を入れ替えて、なるべく状態を保ちたいところ。

ハイネルとネットが3枚目となるイエローをもらった。
J1リーグではまだ6試合を消化しただけなのにハイペース。
ハイネルはACLでもイエロー2枚で退場していて、今後の2人にとって懸念材料となる。

■goal
90+3奈良竜樹(3)
90+1河本明人(13)

■judge
チョン・ソンリョン(1) 6.0 前半終了間際に2本のシュートをストップ。顔を負傷して交代。
奈良竜樹(3) 5.5 失点はオフサイドを取りきれない大きな判断ミス。同点ゴール。
谷口彰悟(5) 6.0 63分のシュートはポスト。85分、MF松橋優(16)のミドルをブロック。
車屋紳太郎(7) 6.0 前半登里に近づきすぎたが、後半SBに移動すると左サイドを制圧した。
森谷賢太郎(19) 5.5 守備で奮闘していたが、ボールを持つと判断が遅く、縦に出せず。
エドゥアルド・ネット(21) 5.5 雑なプレーも見られたが、チームの中心として攻守に活躍。 
ハイネル(22) 6.0 ドリブルで仕掛けてチャンスを量産。球離れも早く、チームに馴染んできた。
登里享平(2) 5.5 左WGから右SBに回る。10分、55分とFKでキッカーを担当した。
中村憲剛(14) 5.5 マークが厳しくて自由がなかった。最後にCKでアシストを決める。
小林悠(11) 5.5 シュートは放ってはいたが、抑え込まれて決定機に絡めなかった。
長谷川竜也(16) 5.5 高い位置から相手ボールを追いかける。裏を狙ったがボールは入らず。

■sub
72(1)新井章太(30) 5.0 失点後のロスタイム、前に飛び出すがクリアが小さくピンチを招く。
75(16)三好康児(13) 4.5 ドリブルで何度も失ってカウンターを浴びる。パスすべき局面で持ちすぎ。
84(19)知念慶(20) 5.0 仙台戦よりもプレー時間は長かったが、ほとんど何もできなかった。

■bench
板倉滉(28) 狩野健太(25) 森本貴幸(9) 大塚翔平(27)

■coach
鬼木達 5.5 4バックへの変更は奏功したが、投入した三好と知念が活躍できなかった。

■referee
木村博之 6.0 若干不安定だったが、的確なイエローで試合を落ち着かせた。

2017/04/02

170401仙台0-2川崎(J1 #5)

仙台0-2川崎(ユアテックスタジアム仙台, 14:00KO, 13,122人)

第29回多摩川クラシコ(J1 #4)に負けて、2週間ぶりのJ1リーグ。
ACLがあって疲労の蓄積が見受けられたが、いいタイミングでの中断期間。
フル代表に小林が追加招集されたが出場なし。
U20代表には板倉と三好が招集され、ドイツに遠征した。

FC東京戦から先発2人が変更。
田坂と阿部が外れて、ハイネルと長谷川が入る。
ハイネルも長谷川もFC東京戦で途中出場していて、順当な選択。

エウシーニョ、武岡、舞行龍、井川と離脱した右SBは、田坂の欠場でついに枯渇。
奈良、谷口、車屋で3バックを組み、WGの右にハイネル、左に登里を配置した。
ケガ人が相次ぎ、残っている選手を組み合わせた苦肉の陣形となった。

ベンチからは発熱の森本が外れ、狩野、知念、大塚が入る。
愛知学院大学から新卒加入の知念は、広州恒大戦(ACL GL #3)に続き2度目のベンチ入り。














仙台はここまで3勝1敗で4位と好調。
川崎からはMF中野嘉大(23)が期限付き移籍しているが、左副靭帯損傷で離脱中。

■1st half
川崎は中断期間に休んだ影響で、出足が早くセカンドボールを拾う。
しかし、10分過ぎから仙台がペースを掴む。
流れの中からCKあるいはFKを獲得し、ゴールを狙う。

20分を過ぎると、川崎がユアテックのピッチに馴れてミスが減る。
仙台のプレスを食いつかせてボールを動かしていく。
パスコースが多く、サイドも有効に使っていた。

27分、右サイドのハイネルが小林を縦に走らせる。
小林はDF石川直樹(5)を周り込んでかわしてクロス。
長谷川にピタッと合わせて、右足で蹴り込んで先制。

その後も不安定な仙台の守備を突き、押し込んで攻撃を仕掛ける。

■2nd half
後半、仙台は1点を追って押し込んでくる。
川崎にしては珍しく、カウンターを仕掛ける。
49分、50分と連続して小林がシュート。

52分、大島がCKの守備の中で座り込む。
ふくらはぎの違和感で担架に乗ってピッチを去り、森谷と交代になる。

仙台は65分、石原がスルーパスで抜け出すが、ソンリョンが1対1を止める。
80分にはCKから混戦となる。
石原のシュートが谷口に当たってコースが変わるが、ソンリョンが抑えた。

ずっと仙台の攻撃が続いていたが、82分。
ようやく川崎のパスが長くつながると、最後は右サイドの小林へ。
再び石川を振り切ってクロスを入れて、森谷が流し込んだ。

■summary
仙台は最終ラインを高く保ち、真っ向勝負に来た。
このところ、川崎の相手は引いて守ってくることが多い。
ボールを奪っても、カウンターを仕掛けるスペースはなかった。

この試合は1点先制したこともあって、カウンターが多くなった。
長谷川やハイネルが大きなスペースを使って駆け巡った。














大島に続き、74分にネットもケガで交代。
森谷と板倉で埋めたが、唯一安泰だったボランチにもケガが押し寄せる。

中断期間にケガ人が復帰するどころか、逆に田坂、阿部まで離脱。
4月はACL2試合を挟んで、7試合をこなさなければならない。
離脱者が1人でも多く戻ってきてほしい。
武岡、家長あたりが復帰してくれればと強く願う。

ロスタイムには知念がデビュー。
時間はなかったが、ハイボールのターゲットとして機能した。

仙台は右サイドからの攻撃が多かったが、登里と車屋を崩すことはできなかった。
ハイネルが守る左サイドから攻めたかったが、MF永戸勝也(2)は迫力を欠いた。

ユアテックの観客の入りは13,122人と今ひとつ。
アクセスも地下鉄で中心から近く、専用スタジアム。
満員の観客が埋め尽くせば、もっと素晴らしくなる。

■goal
27長谷川竜也(16) 82森谷賢太郎(19)

■judge
チョン・ソンリョン(1) 6.5 ビッグセーブを65分、85分、90+1分と繰り返し、無失点に貢献。
奈良竜樹(3) 6.5 シュートブロックを含め破綻がなかった。攻め上がりはぎこちない。
谷口彰悟(5) 6.0 後半攻められた局面で少しバタついた。ラインをきちっと保つ。
車屋紳太郎(7) 6.0 右CBとして出場。攻め上がらずに守備に専念。44分、CKからシュート。
エドゥアルド・ネット(21) 6.0 ミスパスや荒いトラップもあったが、緩急を付けたパスで攻撃を差配。
大島僚太(10) 5.5 守備ではファウルが多くなった。パスはまずまずだったが、ケガで交代。
ハイネル(22) 5.5 スペースを突いてドリブルを仕掛けた。守備はもっと粘り強く頑張りたい。
登里享平(2) 5.5 仕掛けることは少なかったが、攻守のバランスをうまくとった。
中村憲剛(14) 6.5 トップからボランチまで自由に動く。カウンターでのパスは素晴らしかった。
小林悠(11) 7.0 2アシスト。62分のミドルはGK関憲太郎(21)のスーパーセーブに阻まれる。
長谷川竜也(16) 6.5 20分、反転ボレー。27分にゴール。長い距離を厭わず走り続けた。

■sub
53(10)森谷賢太郎(19) 6.5 55分のミドルはDFに当てる。82分、試合を決めるゴール。良い内容だった。
74(21)板倉滉(28) 5.5 フリーになってボールを受ける。守備でスペースを埋めた。
90+2(14)知念慶(20) 5.5 短い時間だがデビュー戦。ハイボールを競り合った。

■bench
新井章太(30) 三好康児(13) 狩野健太(25) 大塚翔平(27)

■coach
鬼木達 6.5 3バックを機能させ、ボランチ2枚の負傷交代に対応。知念もデビューさせる。

■referee
福島孝一郎 6.0 接触プレーを厳しくファウルをとり、試合を落ち着かせた。

2017/03/24

170318FC東京3-0川崎(J1 #4)

FC東京3-0川崎(味の素スタジアム, 19:00KO, 36,311人)

広州恒大戦(ACL GL #3)をドローで終えて、中3日。
中国からの移動を挟み、続けてのアウェイ、第29回多摩川クラシコ。














J1リーグ戦での多摩川クラシコは、川崎が3連勝中。
天皇杯(2016 天皇杯 QF)でも対戦していて、川崎が勝っている。

フルメンバーだった広州戦の先発から、井川と板倉が外れる。
直前のケガで広州戦を回避した田坂と、出場停止だった奈良が復帰。
8日前の柏戦(J1 #3)と同じ先発に戻ったことになる。

サブにはハイネルが入り、狩野と知念が外れた。














FC東京はここまで2勝1敗。
川崎から移籍したFW大久保嘉人(13)を始め、FWピーター・ウタカ(9)、FW永井謙佑(15)、MF髙萩洋次郎(8)、DF太田宏介(6)、GK林彰洋(33)など、J1レギュラークラスを大量に補強している。

■1st half
前半は川崎がコンパクトにプレー。
2分、CKからニアで奈良がヘッド。
さらに田坂が押し込もうとしたが、いずれもGK林が防ぐ。
14分の小林、18分の阿部のシュートなど、川崎が優勢。
31分には登里がドリブルでCB2枚を中央から抜きさってシュート。
林にセーブされたが、切れ味鋭いドリブルだった。

FC東京は縦に蹴って川崎にボールを回収された。
FW阿部拓馬(44)と大久保、髙萩が早い攻撃からクロスを仕掛ける。

35分をすぎると、FC東京の時間が続く。
しかし、精度は高くなく、川崎を崩すことはできなかった。

■2nd half
後半は、お互いにミスが多くなる。
ショートカウンターの応酬。
選手の間隔が拡がって、中盤が省略される大味な展開。
60分あたりからは、FC東京がセカンドボールを支配する。

71分、ネットに代えて長谷川を前線に投入する。
ネットがいなくなると、FC東京のプレスが効き始める。
平凡なパスをつないで追い込まれ、FC東京に囲まれる。

76分、追われた大島が田坂にボールを預けると、田坂が単純なミスパス。
プレスに来ていて前掛かりになっていたFC東京のカウンターとなる。
左サイドからの阿部拓馬のシュートは、田坂とソンリョンに当たりオウンゴール。

その後は1点を追う状況となったが、攻撃の手段が限られた。
ボールを前につなぐことができず、FC東京のプレスの餌食となった。
86分にウタカ、90+2分に大久保に決められて、3失点。

■summary
両チームの交代策が明暗を分けた。
FC東京の篠田善之監督は、68分、MF橋本拳人(37)を交代させる。
橋本は50分にイエローを受け、その後もファウルを重ね、いつ退場してもおかしくなかった。
守備で後手後手になっていただけに、退場となる前に交代させる判断が奏功した。

逆に鬼木監督はネットを下げて、攻守のバランスを崩してしまう。
ACLを挟んだ連戦で、疲労による影響が出た試合。
ネットがいないと最終ラインでボールを持てなくなった。
厳しい状況でパスを出すこととなり、効果的な攻撃ができない。

ボランチにフレッシュなMF田邉草民(27)を入れたFC東京がルーズボールを回収する。
攻撃に出なければならない川崎が、守備に追われる時間が伸びた。

ネットを交代させるなら、板倉や森谷をボランチに投入するほうがよかった。
連戦、それも試合終盤の中村に守備を期待するのは酷。

ケガ明けの田坂もフル出場したが、その右サイドをFC東京に狙われた。
奈良がフォローのために引っ張り出され、中央を空けてしまう。

失点後のプレーも良くなかった。
3点目の大久保のゴールシーン。
谷口と奈良がウタカのパスで置き去りとなる。
しかし、2人とも大久保を追わなかった。
1対1となったソンリョンが必死に時間を稼いだが、誰も戻ってこなかった。
負けがほぼ確定したロスタイムであっても、諦めるべきではない。

今シーズン7試合目で初めての敗戦。
必ずしも悪い内容ではなかった。
しかし、こういった試合でも地道に勝ち点を拾っていきたい。

■goal
76OwnGoal 86ピーター・ウタカ(9) 90+2大久保嘉人(13)

■judge
チョン・ソンリョン(1) 5.5 1点を失うまでは完璧だったが、次々とゴールを破られた。
田坂祐介(6) 4.5 右サイドで劣勢。簡単なミスから失点を招いた。クロスの精度がなかった。
奈良竜樹(3) 5.0 田坂のサポートもこなし、よく守っていた。最後に集中力を欠いた。
谷口彰悟(5) 5.5 バランス良くラインを上げる。ショートカウンターには苦しんだ。
車屋紳太郎(7) 6.0 49分、CKに合わせて惜しいシュート。守備でも永井を抑え込んだ。
エドゥアルド・ネット(21) 6.0 アンカーでパスをつなぎ、スペースを埋めてボールを回収した。
大島僚太(10) 5.0 14分、華麗なダブルタッチ。前に向かってパスを供給。後半は失速。
小林悠(11) 5.0 ポストプレーは悪くない。14分のシュートは左。パスが来なかった。
中村憲剛(14) 5.0 セットプレーもパスも冴えた。ボランチに移動するのは荷が重い。
登里享平(2) 6.0 左サイドから崩した。31分、50メートルをドリブルで駆け上がってシュート。
阿部浩之(8) 5.5 やや左目の1トップ。トラップ良く前線でポイントを作った。

■sub
56(8)ハイネル(22) 5.0 ドリブルを仕掛けるが、ボールロストが多かった。
71(21)長谷川竜也(16) 5.5 投入直後のシュートは上へ。80分、右クロスはGK林がキャッチ。
82(13)三好康児(13) 5.0 チームがボールを持てない時間が多く、活きなかった。

■bench
新井章太(30) 森谷賢太郎(19) 板倉滉(28) 森本貴幸(9) 

■coach
鬼木達 4.5 ネットの交代とともにチームは失速。ドリブラーばかりを投入したのも疑問。

■referee
飯田淳平 4.5 軽い接触でも笛を吹いて試合を止める。アドヴァンテージも取らなかった。