2017/12/10

171210J1リーグ優勝記念パレード

J1リーグ優勝記念パレード

J1リーグ優勝が決まった大宮戦(J1 #34)から中7日。
12月10日(日)、J1リーグ優勝記念パレードが実施された。
11時30分に川崎市役所第三庁舎前をスタート。

オープントップのバス(スカイバス東京)は、2台用意された。
第三庁舎前での出発前セレモニーは全員が1号車に乗って。
市長挨拶、藁科社長挨拶、鬼木監督挨拶、中村選手代表挨拶、SHISHAMO花束贈呈。

選手たちは1号車・2号車に分乗して、洗足学園大学のファンファーレでパレードスタート。
市役所通りをJR川崎駅方面に進み、駅前東交差点で左折。
駅前南交差点でパレードは終了した。

なお、日本代表に参加している5選手は不参加。
 小林悠(11)、谷口彰悟(5)、車屋紳太郎(7)、大島僚太(10)、阿部浩之(8)。
ブラジル人4選手も帰国していて不参加。
 エウシーニョ(18)、ネット(21)、エドゥアルド(23)、ハイネル(22)。
今シーズン限りの退団が発表された選手も参加してくれた。
 井川祐輔(4)、狩野健太(25)、大塚翔平(27)。 ※ハイネルは帰国済。

「祝!脱・無冠ターレ」を掲げるパレードバス。
散々揶揄されてきた「無冠ターレ」を、チーム自ら使った
ことに批判もあるようだが、我々にはデフォルト。

川崎市役所第2庁舎のビッグ・ユニ。
タイトルを示す星の位置は、他チームでは左胸のエンブレムの
上が多い。しかし、ユニフォーム規定に位置の制約はない。
斜め上の流れで、星を腹部に付けてもいいかもしれない。

2017明治安田生命J1リーグ優勝エンブレム。
黄色成分が入って、色合いがいつものチームカラーと異なる。

知念、安藤、長谷川、狩野。奥にケンゴ。

板倉、狩野、知念、安藤。

SHISHAMOの3人。

何かを指示するノボリ。

シャーレ型クッションを掲げる板倉と狩野。

本物シャーレのケンゴと風呂桶シャーレの安藤。

長谷川。

格好良すぎる家長。
右に田中と三好。

シャーレ型クッションを抱える三好と武岡。
奥に田中、金通訳、ソンリョン。

エドゥ(看板参加)、新井、谷口(看板参加)、ポープ、森谷。

2017/12/03

171202川崎5-0大宮(J1 #34)★

川崎5-0大宮(等々力, 14:00KO, 25,904人)

J1リーグ最終節はホームで大宮と対戦する。
1位鹿島とは勝ち点2差の2位。
得失点差は上回っているため、川崎が勝ち、鹿島がドロー以下であれば逆転できる。
3位C大阪とは勝ち点6差で、2位以上はすでに確定している。

ACL決勝のため変則日程となった浦和戦(J1 #33)から中2日。
先発はG大阪戦(J1 #32)、浦和戦と3試合連続して同じ。
ベンチも浦和戦と変わらない。














大宮はJ1リーグ17位で、J2への降格が確定している。
ただ、来シーズンからはJ1リーグ16位17位の降格チームもルヴァンカップに出場できる。
18位新潟と勝ち点で並んでいるため、YLC出場権がかかっている。

アウェイでの開幕戦(J1 #1)は0-2で勝利した。
その後、川崎OBの伊藤彰が監督となるが、等々力に凱旋する前に解任された。

■1st half
1分、川崎が先制する。
中村からボールを受けたエウシーニョが、ドリブルで持ち上がる。
中央でDFを引き寄せてから、左の阿部にパスを届ける。
奥井諒(19)が阿部に寄せ切れず、小さなモーションからミドルを決めた。

大宮はいきなり失点したが、落ち着いて攻めていく。
守備では自陣深く押し込まれるが、ボールを奪ってから素早く前に運ぶ。
7分に瀬川祐輔(44)、21分にマルセロ・トスカーノ(33)、30分に茨田陽生(40)がシュート。
いずれも大きく外れたが、CKも4本獲得していて、悪くはなかった。

川崎はリズムカルにボールを回していった。
ワンタッチで縦に入れることが多く、狭いスペースを攻略していく。

45+2分には追加点。
阿部が左サイドで家長に縦パスを送って、家長がマイナスのクロス。
ふわっとしたボールを中央で待ち受ける小林がヘッドで決めた。
PA内の大宮のDFは、クロスを眺めるだけで、小林をフリーにしてしまった。

■2nd half
後半になっても川崎は華麗なパスワークを繰り広げる。
次々に動きながら、簡単にシュートシーンを作っていった。
ボールを奪われてもプレスが早く、大宮に長くボールを持たせない。

60分、家長が再び左サイドから早いクロスを入れて小林がゴール。
GKとDFの間をきれいに通した美しいアシストだった。

3点差となり、川崎が少しペースを落とす。
大宮がパスをつなげるようになり、攻勢に出てきた。
69分、マテウス(16)のミドルは、ソンリョンがキャッチ。
70分、トスカーノのクロスを受けた和田拓也(22)のシュートはポストに当てる。
前半よりもゴールに近づいたが、決めることはできなかった。

80分、PA内の車屋が中村からのパスを受けたところを瀬川が倒してPK。
厳しい判定だったが、小林がPKを決めてハットトリック達成。
90+6分には長谷川がカウンターで5点目を決めた。

■summary
勝たなくてはならない試合。
体力的にも中2日で厳しい状況だったが、圧勝した。
パスワークも単につなぐだけでなく鋭く攻撃的。
ボールを失っても、すぐに戻ってプレスを仕掛けていった。
美しいサッカーを展開して、結果を出した。

3点差となってからは、ペースを落として大宮にボールを持たせる。
体力を温存しながら、うまく時間を進めていった。
状況に応じて緩急を付ける試合運びも素晴らしかった。

大宮は良いプレーがないわけではなかった。
しかし、PA内まで攻め込まれることが多く、簡単に川崎のFWにマークを外された。
正直にいえば、勝ち点を得ることは極めて難しかった。

J2から昇格した昨シーズンは、J1リーグ5位と健闘したが、2年間でJ2に降格。
最下位18位に落ちたことで、ルヴァン出場権も失った。

★champion★
首位鹿島がドローに終わり、年間勝ち点72で並び、得失点差で上回った。
最終節で逆転し、川崎はJ1リーグを初めて制覇した。
1999年、2004年のJ2リーグ優勝に続き、3度目のタイトルを獲得。














シーズン序盤、エウシーニョ、エドゥアルド、家長、舞行龍が長期離脱。
4月には甲府戦(J1 #6)札幌戦(J1 #7)清水戦(J1 #8)と3連続ドローのあと、C大阪戦(J1 #9)で敗戦。
戦力が整わない中、苦しみながらも勝ち点を拾っていった。

J1リーグでは4敗したが、最後に負けたのは7月29日の磐田戦(J1 #19)
8月以降の15試合は、11勝4分で終えた。
さらにルヴァンカップ決勝(YLC Final)の敗戦後、最後の3試合を3連勝。
34試合で得点71、失点32。
1試合当たり2点以上得点し、失点は1点以下だった。
小林がキャリアハイの23ゴールを決め、得点王となった。















天皇杯はすでに敗退しているため、今シーズンが終了。
2018シーズンは6度目のACLに加え、ゼロックス・スーパー・カップに初出場する。

■goal
1阿部浩之(8) 45+2,60,81PK小林悠(11) 90+6長谷川竜也(16) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 左足でのキックは安定。90分、カウエ(37)のヘッドを掻き出す。
エウシーニョ(18) 6.0 先制アシスト。攻撃は積極的だったが、守りは後手に回った。
奈良竜樹(3) 6.5 7分、フィードミスでシュートを許す。しっかり守り、ロングボールも供給。
谷口彰悟(5) 7.0 状況に合わせた守備の選択が素晴らしかった。もちろんパスも完璧。
車屋紳太郎(7) 6.5 左サイドからクロスを何度も供給する。70分、PKを獲得。
大島僚太(10) 6.5 プレッシャーが少ない中、ドリブルを交えて中盤を支配した。
ネット(21) 6.5 パスコースを作る動きを続ける。縦への突破は成功しなかった。
家長昭博(41) 7.5 左にポジションを移してクロスで2アシスト。右クロスも良かった。
中村憲剛(14) 6.0 周囲を走らせながら試合を握った。42分、車屋のクロスをヘッド。
阿部浩之(8) 6.5 久しぶりのゴールは価値ある先制点。72分の決定的なヘッドは外した。
小林悠(11) 7.5 3ゴールで逆転得点王。動き出しでDFを剥がしてフリーになった。

■sub
82(18)田坂祐介(6) 5.5 右SBに入り、引き気味にポジショニング。
84(21)森谷賢太郎(19) 5.5 中盤を駆け回ってスペースを引き締めた。
89(8)長谷川竜也(16) 6.5 90+1分のGK1対1ではパスを選択したが、90+6分にゴール。

■bench
新井章太(30) 登里享平(2) 三好康児(13) 森本貴幸(9) 

■coach
鬼木達 6.5 完勝に導く。3点差となったあとの選手交代が遅かった。

■referee
家本政明 6.0 接触プレーの判断が的確でスムースに裁いていたが、PK判定は微妙か。

2017/11/30

171129浦和0-1川崎(J1 #33)

浦和0-1川崎(埼玉スタジアム, 19:30KO, 24,605人)

G大阪戦(J1 #32)から中10日、アウェイ浦和戦。
浦和がACL決勝に出場したため、変則的な日程となった。
11月末の平日ナイターだが、寒すぎることはなかった。

すでに第33節を終えた1位鹿島とは勝ち点4差、3位C大阪と勝ち点6差。
ドローに終わると、今シーズンの2位が確定することとなる。

先発はG大阪戦とまったく同じ。
ベンチからは武岡が外れて、登里が入った。














浦和はACL決勝第2戦を制し、ACLのタイトルを獲得した。
J1リーグは7位。2試合を残して、7位以下が確定している。
中3日かつ消化試合となったこともあり、ACLから先発6人を変更。

今シーズン、浦和との対戦は4試合目。
J1リーグのホーム(J1 #13)では4-1で勝利。
ACL準々決勝(ACL QF #1,#2)は優位に進めていたが、第2戦、車屋の一発退場から敗退した。

■1st half
浦和は立ち上がりからプレスを仕掛けるが、なかなかボールを奪えない。
徐々に引いてブロックを構え、体力を温存するようになる。

川崎がボールを支配して、14分に早くも先制。
谷口が奪って右サイドの家長に展開するショートカウンター。
家長は菊池大介(38)とマウリシオ(2)をドリブルで華麗に抜き去って、クロスを入れる。
ゴール前で右に動いたGK西川周作(1)の逆を突いて、小林がゴール。

1点リードしたあとは浦和がボールを保持する。
川崎にボールを渡しても、ラインを高く保ったまま素早くプレス。
大島とネットに簡単にプレーさせず、縦パスを入れさせない。
パスコースを消して、サイドに追い込んで囲んでいった。

浦和の攻撃は単純なアーリークロス主体。
崩すプレーはできなかったが、それでも何度かチャンスを作れていた。















■2nd half
後半になっても浦和の攻勢は続く。
川崎はゴール前に釘付けになり、60分以降は防戦一方となる。
セカンドボールを拾えず、ボールを奪っても、浦和のプレスバックにはまった。
プレスを切り抜ければチャンスになったが、少なかった。

浦和はPA近くでのワンタッチパスで揺さぶってくる。
大島とネットが前半にイエローを受けていたため、バイタルでの守備が緩かった。
中央突破は許さなかったものの、サイドを広く使われて攻撃を受ける。

右サイドはエウシーニョが粘れなくなったが、奈良が手広くカバー。
そして78分に登里を左サイドに入れると、浦和はアーリークロスに転換した。
しかし、谷口と奈良が固めるゴール前は攻めきれない。
82分に槙野智章(5)、84分に柏木陽介(10)と主力を投入するが、時間が足りなかった。

■summary
決定機を量産したG大阪戦と結果は同じ1-0。
勝てたことは良かったが、目を惹くような美しい攻撃は少なかった。
押し込まれて防戦を強いられる時間が長く、ボールもつなげなかった。

ただ、守りは集中していて、最後まで綻びを見せなかった。
欲をいえば、先制したあとも攻撃を続けたかったところ。














浦和は消化試合でサブ組主体だったが、善戦を見せた。
柏木の不在が響き、ゴールに至るアイディアが足りなかった。
それでもボールを支配して、サイド攻撃を中心にゴールに迫った。
マンマークも効いていて、川崎のプレーの選択肢を奪って攻撃を封じた。

次節は中2日、勝ち点2差の2位で迎える大宮戦(J1 #34)。
今シーズンの最終戦となる。良い内容で、良い結果を残したい。

■goal
14小林悠(11) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 7分、武藤雄樹(9)の決定機を防ぐ。足を痛め谷口にキックを委ねる。
エウシーニョ(18) 5.5 淡白な守備でボールに喰い付けず。31分、ボレーシュート。
奈良竜樹(3) 7.0 右サイドを手広くカバー。詰められる前に的確にパスを出した。
谷口彰悟(5) 7.0 クロスを跳ね返し続けた。77分、ズラタン(21)の独走を止める。
車屋紳太郎(7) 5.5 攻守とも武藤と森脇良太(46)の2人と対峙。数的不利で苦しむ。
大島僚太(10) 5.5 15分にイエローを受け、厳しく守れない。マンマークで封じられる。
ネット(21) 5.5 サポートが少なく慌ててプレーしてしまう。落ち着けなかった。
家長昭博(41) 6.5 ドリブルで局面を何度も切り開いた。14分、2人抜きからアシスト。
中村憲剛(14) 5.5 ボランチ横に落ちてボールに触る。71分、ヘッドは右に外れる。
阿部浩之(8) 5.5 まだまだ本調子には遠い。守備では奮闘するが、パスが来なかった。
小林悠(11) 6.5 14分に決勝ゴール。31分にも美しいトラップから決定的なシュート。

■sub
78(8)登里享平(2) 6.0 左サイドに鍵を掛けた。縦へのドリブルも仕掛けた。
90+1(14)田坂祐介(6) 5.5 慎重にポジションをとって、守備ブロックを構築。
90+4(11)森本貴幸(9) 6.0 思い切り良くロングシュートを放った。

■bench
新井章太(30) 森谷賢太郎(19) 三好康児(13) 長谷川竜也(16) 

■coach
鬼木達 6.0 結果は出したものの、守勢に回る時間帯が長くなった。

■referee
松尾一 5.0 前半のイエロー4枚は簡単に出しすぎ。リスタートの位置も神経質に直した。

2017/11/18

171118川崎1-0G大阪(J1 #32)

川崎1-0G大阪(等々力, 14:00KO, 21,529人)

YBCルヴァンカップ決勝(YLC Final)で、C大阪に敗れて2週間。
代表ウィークを挟み、しばらく間隔が空いた。
天候は小雨。気温が低く、観戦するには寒かった。














YLC決勝から先発は2人変更。
出場停止だった奈良とケガ明けの阿部が先発する。
代わりにエドゥアルドがベンチ外、三好はベンチスタートとなる。
日本代表のヨーロッパ遠征に招集された(出場なし)車屋も先発。

ベンチには武岡、田坂、森本が新たに入る。
武岡は5月23日のムアントン戦(ACL R16 #1)以来のベンチ入り。
6月15日に左膝蓋骨軟骨を手術し、6ヶ月程度を要する見込みだった。
登里、板倉、知念がベンチから外れている。














ガンバ大阪はJ1リーグ10位。
6月25日のアウェイ(J1 #16)は1-1のドロー。
お互いの良さを存分に見せ合い、攻撃を仕掛け続けた好ゲームだった。

■1st half
ガンバはつなぐことができず、縦へのロングボール主体の攻撃。
川崎のコンパクトな陣形を崩せず、プレッシングで抑え込まれた。
中盤も最終ラインも前線に蹴り込むことを強いられた。
1トップの呉屋大翔(13)が競り合ったが、ほとんど勝てなかった。

川崎は分厚い攻撃を披露する。
中盤で細かいパスワークを繰り広げ、ラストパスを供給する。
4分小林、15分中村、26分エウシーニョ、28分奈良、45分家長とチャンスを迎える。
ゴールは決まらなかったが、決定機を立て続けに作り出した。
45+2分には、小林が初瀬亮(35)にPA内で倒されるが、PKとはならなかった。

グルージャ盛岡公式マスコット「キヅール」














■2nd half
ガンバは46分、1トップを呉屋から赤﨑秀平(53)に交代する。
さらに52分、長沢駿(20)を入れて2トップとするが、大勢は変わらない。
ロングボールの精度は低いままで、チャンスを作れなかった。

川崎は前半と同じように攻撃を仕掛けていく。
50分阿部、54分小林、56分阿部、58分家長、60分エウシーニョとチャンスを量産。
さらには73分、76分、78分と家長が連続して決定機を迎えるが、決められない。

枠内にシュートが飛べば、GK東口順昭(1)が素晴らしいセービングを披露。
何度も1対1の局面を迎え、至近距離からシュートを浴びたが、すべて防いだ。

82分、ようやく川崎にゴールが生まれる。
中村の右CKを家長が落とし、エウシーニョが東口の股抜きで決めた。

リードされてもガンバに迫力はないままだったが、90+4分。
なんでもないボールをPA内で谷口がハンドしたが、笛はなかった。

■summary
6月の対戦では両チームが拮抗していたが、今日は実力差が大きかった。
川崎のショートパスにガンバは振り回されて、ゴールに何度も迫られる。
2CBの三浦弦太(2)と今野泰幸(15)がラストパスをカットできず、マークを外した。

東口の素晴らしいセーブで耐えていたが、決壊は時間の問題。
攻撃も機能せず、前線を目掛けたロングボールは簡単に奪われた。

勝つ可能性は、失点ゼロで抑えつつ、PKをもらうくらいしかなかった。
ただ、そんなサッカーはガンバには似合わない。
願わくば、お互いに攻め合う好ゲームを期待したい。

川崎は数多ある決定機を決められず、ゴールが82分と遅かった。
しかし、ガンバ相手にこれだけ一方的に攻撃ができれば文句はない。
特にネットのラストパスが有効で、決定機を作った。
大島や中村、家長のサポートを得て、動きすぎずに効果的にパスを出した。
守備もコレクティブで、ボールへの寄せも早かった。

90+4分の谷口のハンドはPKに値する。
しかし、45+2分の初瀬のチャージを流していたことで、荒木主審は吹きにくかったのかもしれない。

■goal
82エウシーニョ(18)

■judge
ソンリョン(1) 5.5 ボールに触る機会が少なかった。
エウシーニョ(18) 6.5 PA内中央からのシュートが多かった。82分、決勝ゴール。
奈良竜樹(3) 6.5 セットプレーでゴールを狙う。パスを散らしてプレスを抜けた。
谷口彰悟(5) 6.5 完璧に守っていたが、90+4分に安易にハンド。ジャッジに救われる。
車屋紳太郎(7) 6.0 左サイドをフリーで駆け上がったが、クロスは今ひとつ。
大島僚太(10) 7.0 積極的にゴールを目指すプレー。ドリブルでいとも簡単にかわした。
ネット(21) 7.5 何度もラストパスを通して決定機を作る。余裕を持ってプレー。
家長昭博(41) 7.0 中盤で攻撃の流れを組み立てる。フリーのシュートを外した。
中村憲剛(14) 6.0 プレースキックは素晴らしい。流れの中では光らなかった。
阿部浩之(8) 6.0 早いモーションから積極的なミドルを放つ。守備でも貢献。
小林悠(11) 6.0 ポストプレーは良かった。30分、GKと1対1となったがパスを選択。

■sub
76(8)長谷川竜也(16) 5.5 チャンスに絡めず。左サイドで時間を消費した。
87(10)森谷賢太郎(19) 5.5 どんどんスプリントして、ボールを追った。
90+4(41)田坂祐介(6) 5.5 プレー機会がほとんどなかった。

■bench
新井章太(30) 武岡優斗(17) 三好康児(13) 森本貴幸(9)

■coach
鬼木達 6.5 ゴールは少なかったが完璧なゲーム。交代策も適切。

■referee
荒木友輔 5.0 谷口のハンドは流すべきではなかった。これ以外は抑制的に裁いた。

2017/11/04

171104C大阪2-0川崎(YLC Final)

C大阪2-0川崎(埼玉スタジアム, 13:00KO, 53,452人)

YBCルヴァンカップの決勝は、C大阪との対戦となった。
水浸しの日立台での柏戦(J1 #31)から中5日。
3連休の中日で、秋晴れに恵まれた。














柏戦から先発は3人が変更。
ケガで離脱していたソンリョンと大島、出場停止だったネットが先発する。
新井、森谷がベンチへ、奈良は仙台戦(YLC SF #2)で退場したため出場停止。
谷口がボランチからCBに回り、エドゥアルドをコンビを組む。














C大阪はJ1リーグ3位。
YLCはグループリーグを2位で通過。
GL3位とのプレーオフを制し、トーナメントを勝ち抜いて決勝に進出。
J1リーグでの対戦は、長居(J1 #9)で負け、等々力(J1 #28)では勝っている。

■1st half
立ち上がり1分、ミスから失点する。
柿谷曜一朗(8)がヘッドで流したボールをエドゥアルドがクリアミス。
そのまま杉本健勇(9)が抜け出して、先制されてしまう。

川崎は1点を追いかけてボールを保持する。
大島とネットのボランチは比較的自由にプレーする。
セレッソが中央をしっかり固めていたため、サイド攻撃が中心となった。
特に右サイドからは、エウシーニョと家長が絡んでゴールに迫る。
左からは、三好がドリブルで変化を付けた。

セレッソは守備ブロックを作ってカウンター。
41分には清武弘嗣(46)が強烈なミドルを放ったが、ソンリョンが防いだ。

■2nd half
後半開始から、三好を下げ、長谷川を投入する。
48分、エウシーニョの右クロスを小林がシュート。
56分には家長の右クロスを再び小林がオーバーヘッド。
前半と同じように、サイドの深い位置から攻めていった。

75分、エウシーニョに代えて知念を投入する。
左サイドでスプリントを繰り返していた長谷川が右SBに回った。
しかし、この交代で、川崎の攻撃は失速してしまった。
左サイドでの優勢を失い、さらに長谷川は右サイドではミスが目立った。

90+2分、セレッソが深い位置からのカウンター。
川崎の選手は戻らず、3対2の状況を作られてソウザ(6)がゴール。
ロスタイムは残っていたが、谷口は立ち上がることができなかった。

■summary
開始直後の杉本のゴールで、両チームのゲームプランが大きく動いた。
セレッソは自陣中央を固めて、カウンターを仕掛けていく。
マテイ・ヨニッチ(22)がはっきりとしたクリアでプレーを切る。
分かりやすい戦術で、川崎にゴールを許さなかった。



川崎はセレッソの守備を攻略するためのアイディアに欠けた。
バイタルエリアからのミドルがほとんどなく、DFを引き出せない。
復帰戦となった大島は、消極的なパスの選択が目立った。
中村もパスの出し入れでギャップを生み出せず、崩せなかった。
サイド攻撃も、三好とエウシーニョを交代させると迫力が失われた。

ボール保持はできたが、膠着した状況を打ち破れなかった。
残念ながら、ルヴァンカップは4度目の準優勝に終わった。

■goal
1杉本健勇(9) 90+2ソウザ(6)

■judge
ソンリョン(1) 6.0 安定したキャッチとキックを見せた。2失点は仕方がない。
エウシーニョ(18) 6.0 右サイドで広く受けて仕掛ける。16分、32分にシュート。
谷口彰悟(5) 6.0 カウンターを危な気なく止め、中盤にパスを入れる。
エドゥアルド(23) 4.5 1分、ミスで決勝点を与える。その後は持ち直した。
車屋紳太郎(7) 5.5 後半、高いポジションに進出してクロスを狙った。
大島僚太(10) 5.0 復帰戦。タッチは完璧だったが、勝負に出られなかった。
ネット(21) 5.5 ボールを受けて左右に散らした。落ち着いてプレーする。
三好康児(13) 5.5 強引なドリブルの仕掛けは効果的。30分、ロングシュート。
中村憲剛(14) 5.0 キック精度も状況判断も今ひとつだった。焦ってしまったか。
家長昭博(41) 5.5 右サイドで細かくつなぎ、ポイントを作っていった。
小林悠(11) 5.5 チャンスはあったが、シュートを決めることができなかった。

■sub
HT(13)長谷川竜也(16) 5.0 左サイドでは効いていたが、右SBでは活きなかった。
75(18)知念慶(20) 5.0 77分、ドリブルでカウンター。シュートはできず。
80(21)阿部浩之(8) 5.0 87分、フリーのシュートは大きく外す。

■bench
新井章太(30) 登里享平(2) 板倉滉(28) 森谷賢太郎(19)

■coach
鬼木達 4.5 エウシーニョを外し、長谷川を右SBに入れる采配は失敗。森谷も起用すべき。

■referee
西村雄一 6.5 イエローをぎりぎりまで出さず、試合を落ち着かせた。

2017/10/29

171029柏2-2川崎(J1 #31)

柏2-2川崎(日立台, 16:00→16:30KO, 9,512人)

水曜日(天皇杯 QF)に続き、中3日で柏と再戦。
天皇杯準々決勝は、ターンオーバーを行った。
連続して先発するのは新井、エドゥアルド、奈良、車屋、森谷、家長の6人。














1週前の広島戦(J1 #30)と比較すると、先発1人が変更。
出場停止だった家長が復帰し、長谷川がベンチに回る。
広島戦に引き続き、ネットはこの試合まで出場停止。














柏は天皇杯がフルメンバーだったため、先発変更は2人のみ。

台風第22号の影響で、大雨でピッチは水浸し。
試合開始を30分遅らせ、必死にスタッフが排水していた。
しかし、水はけが悪い日立台では、焼け石に水。
水溜りでボールが止まる最悪のピッチ状態。

■1st half
ピッチ状態が悪い中のキックオフ。
ラインを割るような強いボールも途中で止まる。
ドリブルしてもボールが残ってしまって奪われる。
縦にルーズボールを蹴り込んで、競り合うしかない状況だった。

スローインもできるだけ前へと投げていく。
自ゴールからボールをなるべく離すことが重要だった。

■2nd half
48分、奈良が水たまりに浮いたボールのクリアを失敗。
クリスティアーノ(9)に拾われて、ハモン・ロペス(20)がゴール。
柏がピッチ状態を活かして先制点を奪った。

続いて52分。
スローインを受けてハモン・ロペスがゴールライン近くでキープ。
そのまま中央へクロスを入れると、エドゥアルドが触れずに空振りしてしまう。
ディエゴ・オリヴェイラ(11)がトラップして難なく2点目を決めた。

2失点後は、川崎が決定機を量産する。
後半開始から森本、53分に知念を投入する。
この2人がロングボールを拾ってポイントを作る。
柏の最終ラインを押し下げつつ、ゴールに迫った。
60分の森本、62分の家長のヘッドはどちらも決定的だった。

70分、家長が戻したボールを車屋が縦方向へクロス。
知念が抜け出してヘッドを決めて、1点差となる。
90分、再び車屋がふわりとしたクロスを上げると、小林がヘッドで同点とした。

■summary
日立台には屋根がほとんどなく、観客が濡れることはやむを得ない。
しかし、ピッチの水はけに難がある状態では、開催するべきではない。
延期して、良いピッチで試合すべきだったと考える。

水に浮き、止まるボールはコントロールもままならない。
両チームともパスサッカーを志向するが、まともにプレーできなかった。
レヴェルの高いゲームとならなかったのは残念だった。

次は中5日でルヴァンカップ決勝のC大阪戦(YLC Final)。
ネットは出場できるが、仙台戦(YLC SF #2)で退場となった奈良は出場停止。
いつもと同じようにパスをつなぎ、いい結果を出したい。

■goal
48ハモン・ロペス(20) 52ディエゴ・オリヴェイラ(11)
70知念慶(20) 90小林悠(11)

■judge
新井章太(30) 5.5 濡れたボールの処理は適切。気迫はあったが、キックは微妙。 
エウシーニョ(18) 5.5 良さは出せず。52分、ハモン・ロペスにクロスを許した。
奈良竜樹(3) 5.0 48分、ボールを奪われ失点。クリアできる状況だったが、判断ミス。
エドゥアルド(23) 4.5 52分、ヘッドを空振りして失点。ボールを前につなげなかった。
車屋紳太郎(7) 7.0 ハモン・ロペスに苦しんだが、後半2アシストで同点に導いた。
森谷賢太郎(19) 5.0 頭上を飛び交うボールに触れなかった。前半のみで交代。
谷口彰悟(5) 6.5 ボールを競り合いで跳ね返し、丁寧にパスをつないだ。
三好康児(13) 5.0 ドリブルは困難な状況。活躍できるピッチではなかった。
中村憲剛(14) 6.0 後半はボランチに入り、ロングボールを左右に供給した。
家長昭博(41) 5.5 高い技術力でボールを運んだ。62分のヘッドは決めたかった。
小林悠(11) 6.0 56分、65分とチャンスを逸したが、90分、同点ゴールを決めた。

■sub
HT(19)森本貴幸(9) 6.5 無類の強さでボールを受けた。決定機は外した。
53(13)知念慶(20) 6.5 車屋の縦クロスに飛び込み、J1リーグ初ゴールを決める。
88(41)板倉滉(28) 5.5 ロスタイムに迎えた決定機は外した。

■bench
安藤駿介(24) 登里享平(2) 長谷川竜也(16) ハイネル(22)  

■coach
鬼木達 6.0 森本と知念の投入で同点に追い付く。先発の選択は失敗。

■referee
飯田淳平 6.5 雨の中、適切なジャッジ。安定してゲームを進めた。

2017/10/26

171025川崎0-1柏(天皇杯 QF)


川崎0-1柏(等々力, 19:30KO, 9,968人)

天皇杯準々決勝は柏との対戦となった。
水曜日の等々力開催。いつもの平日より遅めの19時30分キックオフ。
天皇杯は、9月20日の清水戦(天皇杯 R16)以来、1ヶ月ぶり。

広島戦(J1 #30)からは中3日。
次節柏との再戦(J1 #31)も中3日で、ターンオーバーを実施する。
先発は7人を変更。
新井、田坂、ネット、知念、家長、ハイネル、森本が出場。
残りの4人、奈良、エドゥアルド、車屋、森谷が続けて先発する。



広島戦で先発した谷口、三好、中村、長谷川、小林がベンチに回る。
ソンリョン(負傷)、エウシーニョはベンチ外となった。
ベンチには新たに安藤、引き続き登里が入った。



柏はJ1リーグ5位。
3月10日のホーム(J1 #3)での対戦は、2-1で勝利している。
日曜日の大宮戦から、先発の変更は2人のみ。
出場停止だったクリスティアーノ(9)が復帰するなど、フルメンバーを組んだ。

■1st half
川崎はボランチの森谷とネットが比較的自由にボールを受ける。
知念が強引にシュートを放ち、家長、森本も突破を図っていった。
決定機は作れなかったが、PA近くまでボールを運べていた。

柏はセカンドボールを拾い、パスをつないだ。
パスコースを複数作り、素早く回していった。
川崎がプレスを掛けると、無理せずに前戦のクリスティアーノ目掛けてロングボール。
28分のキム・ボギョン(15)、32分と40分のクリスティアーノと決定機を作り出した。

■2nd half

後半開始から、森本に代えて中村を投入する。
パスワークは少し向上したが、柏の最終ラインを打開することができない。
粘り強く守る柏に対して、パスミスでボールを失いがち。

柏は前半よりもパスをつないだ。
ハイプレスを受けても余裕を持ってかわしていく。
ボールを保持する時間が長くなる。

61分、ショートコーナーからクリスティアーノ。
ドリブルでゴールに近づいて、素晴らしいミドルを決めた。
ハイネルの寄せが遅れ、新井が防ぐことは難しかった。

リードした柏はリスクを冒さず、中央を固めてカウンターを仕掛ける。
クリスティアーノのキープ力を活かしながら、時間を使っていった。

登里と小林を投入して、勝負を仕掛ける。
しかし、効果的な攻撃ができないまま、タイムアップを迎えた。

■summary
柏はプレスを受けても慌てずに、前のスペースを狙った。
クリスティアーノが抜群の運動量で、ボールをキープした。
リードを奪ってからも、醜い時間稼ぎをしなかった。
正々堂々と美しく勝利した。

川崎はボールを失うと、奪い返すのに時間がかかった。
ミドルも少なく、守備ブロックに策なく突っ込み、簡単に守られた。
選手交代も効果が薄く、チームは活性化しなかった。














主力を揃えた柏に対して、サブ組主体の川崎。
さすがにJ1リーグ5位を相手に勝つことは難しかった。
内容的にも妥当な結果となった。

しかし、ターンオーバーで主力に休養を与えたことは支持できる。
スコアレスで前半を終え、後半に勝負を掛けるプラン。
結果は出せなかったが、可能性はゼロではなかった。

残念ながら天皇杯は敗退した。
次は中3日、柏とアウェイでの再戦(J1 #31)となる。
引き続きJ1リーグで勝ち点を積み、そしてルヴァンカップを獲得したい。

■goal
61クリスティアーノ(9)

■judge
新井章太(30) 5.5 キックが不安定。40分、クリスティアーノの至近距離のシュートを止める。
田坂祐介(6) 5.5 右サイドでボールを引き出したが、クロスは合わなかった。
奈良竜樹(3) 5.5 後半、何度もカウンターを浴び、数的不利となっても対応した。
エドゥアルド(23) 5.0 クリスティアーノに劣勢となる。パス出しも悪かった。
車屋紳太郎(7) 5.5 スペースを埋められて、縦に突破できなかった。
森谷賢太郎(19) 5.5 CKを担当。ネットと分担して前線にパスを出した。
ネット(21) 5.5 比較的フリーで、パスミス少なく、守備でも集中していた。
ハイネル(22) 5.0 周囲と呼吸が合わず、強引に仕掛ける。失点場面は寄せが遅れた。
家長昭博(41) 5.5 36分、PA内に持ち込んでシュート。悪くはなかった。
知念慶(20) 5.5 ボールに触る機会は少なかったが、シュートを狙った。
森本貴幸(9) 5.0 34分、右からシュート。ボールが届かず、前半で交代。

■sub
HT(9)中村憲剛(14) 5.0 パスワークは改善させたものの、ミスが多かった。
64(22)登里享平(2) 5.5 66分、田坂のクロスを強烈なボレーシュート。
79(20)小林悠(11) 5.0 リズムを失ったチームを建て直せなかった。

■bench
安藤駿介(24) 谷口彰悟(5) 長谷川竜也(16) 三好康児(13) 

■coach
鬼木達 5.5 ターンオーバー自体は評価できるが、結果は出せなかった。

■referee
村上伸次 6.5 的確なジャッジでスムースに試合を進めた。